今週の follow-up articles - scanning newsletter
今週の follow-up articles では、火曜日に配信した『祭礼にみる文化のアップデート』に関連して、テーマである「変化する祭礼の文化」をより広く知り・深く理解するためのニュースと事例をご紹介します。
ARTICLES
祭具を通じた文化体験
南インドでは、祭礼やお祈りの際に「コーラム」と呼ばれる模様を地面に描く慣習がある。近年ではブロックで模様を作れるおもちゃが誕生しており、子どもたちは遊びながら文化に触れることができる。
🔗 This Tamil New Year, we look at the evolution of the kolam (THE HINDU)
国で異なる生誕祭のかたち
仏陀の生誕を祝う「ブッダ・プルニマ」は、バングラデシュやカンボジア、中国など様々な国で祝われている。一方その儀式や慣習には違いがあり、各国で異なる仏教の形態を見ることができる。
🔗 Buddha Purnima celebration around the globe: Origin and differences (The Financial Express)
包括的な学校システムに向けて
アメリカにあるいくつかの学校では、イスラム教の祭日をスクールカレンダーに追加している。教育機関として法的に定められた学習時間を確保しながら、包括的な学校システムへと変化を遂げている。
🔗 What schools are doing to cultivate religious inclusivity (KPAX)
映画で歴史を伝える
ベトナム文化スポーツ観光省は、南部解放記念日や戦勝記念日などの大型連休に合わせ映画上映会を開催。歴史の記録として映画が重要な役割を担っている。
🔗 Film screenings to be held to celebrate major holidays (Vietnam+)
フェスティバルと文化の盗用
カリフォルニアの砂漠地帯で開催される世界最大規模の音楽フェスティバル「コーチェラ」。セレブリティの参加やH&Mとのコラボにより、ネイティブアメリカンやヒンディーの衣装をまとった参加者のイメージが定着している。ネットでの「文化の盗用」という非難の声が、新しいコーチェラの形態を生み出していくかもしれない。
🔗 Coachella is back. But have festivals escaped the problematic legacy of 'boho chic'? (CNN)
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