今週の follow-up articles - scanning newsletter
今週の follow-up articles では、火曜日に配信した『ビューティーの現在地』に関連して、テーマである「美への価値観の変化」をより広く知り・深く理解するためのニュースと事例をご紹介します。
ARTICLES
パンデミックとスキンケア需要
パンデミックの影響により、ここ2年間で女性のメイクアップ製品の使用頻度・売り上げは減少。一方で、スキンケア・ヘアケア・バス製品などの売上が増加している。この変化に合わせて、SNSではノーメイク画像を投稿するトレンドも見られる。
🔗 Women turning away from make-up as lockdowns change beauty habits (The Telegraph)
メンズコスメへの関心の高まり
18歳〜34歳の男性では、ニキビなどの肌悩みを隠してくれるBBクリーム、肌の色味を補正してくれるCCクリームへの関心が高まっている。また、コスメ製品だけでなく、ペディキュア・ネイルアート・ネイルデザインなどのGoogle検索は前年比で35%以上増加している。
🔗 How Men’s Attitude Toward Grooming And Cosmetics Is Changing (Forbes)
肌健康とハイブリッドコスメ
パンデミックで健康が重要視される中、肌の健康にも注目が集まっている。その結果「メイクとスキンケアのハイブリッド」という新しいカテゴリーが誕生。通常のメイクアップ製品の成分に加え、美肌成分やまつ毛育毛成分などが配合された製品となっている。
🔗 How hybrid skin care is changing the game (body+soul)
カメラフラッシュで変化するアイカラー
光に反応する粒子をメイクアップに活用する「THEUNSEEN」。ブランド初となる製品では、カメラのフラッシュに当たると色が変化するアイカラーを発表。現実とデジタルの境界線を繋ぐ新しい美へのアプローチを試みる。
🔗 THE UNSEEN LAUNCHES INTO BEAUTY WITH THE WORLD’S FIRST DUAL REALITY MAKE-UP (Dazed)
使用期限を知り、廃棄物を減らす
コスメの「使用期限」を知ることは、適切な購入量を把握し、廃棄物を減らすことにつながる。多くの場合、期限を意味する「M (=month) 」がパッケージに表記されおり、一般的にマスカラは3-6ヶ月、クリームやパウダー、ファンデーションは12-18ヶ月、リップは2年となっている。
🔗 How to cut down cosmetic waste: ‘beauty products go off so bigger is not always best’ (The Guardian)
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